ネットクリアスシステムズ、ネットワークプロセッサでTCP/IP 500Mbpsを達成
ネットクリアシステムズ株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役 丸山修孝、以下「ネットクリアランス」)は高性能ネットワークプロセッシングLSI、NCL1000を90nnプロセスで試作開発し、TCP/IPスループット500Mbps超を達成しました。このときの消費電力はわずか300mWでした。NCL1000は従来組み込み系で難しかった数百MbpsのTCP/IP性能を超低消費電力で実現できることを証明しました。
従来技術(ARM920T上でのソフトウェアによるプロトコル処理)比で、TCP/IPの処理性能を10倍に引き上げた。同プロセッサについての営業活動を本格化させ、各種ネットワーク製品向けの組込み型LSIチップとして来春以降の製品化に繋げる。
今回同社で開発されたネットワークプロセッサは、同社の特許技術である「RAPS」を活用したもので、TCP/IP処理におけるソフトウェアベースを維持しつつ処理が基本的な部分をハードウェアアクセラレータ化したという。
TCP/IP処理ハードウェアアクセラレータは、TRONベースのOSを一部ハードウェア化させることにより実現しているとのこと。
OSをハードウェア化するという試みは筆者は初めて聞いたが、実際に実現できているようで今後も同じような製品が他社からもでるのではないかと推測する。
筆者としては、エラッタやセキュリティー、アップデートなどのことも考えハードウェアOS化したアクセサレータをリコンフィギュラブル※化して動的に書き換えするようにしたら利用の幅が広がるのではないかと期待する。
※リコンフィギュラブル : 動的に回路を書き換えるための技術。内部に回路を書き換えるための小さなプロセッサを置き、チップ内の書き換えたい回路ブロック、または回路全体をいつでも書き換えできる。処理用途に合わせた高性能ハードウェアを提供するためなどに使用される。
ネットクリアスシステムズ
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